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空の検索で43件の結果が見つかりました。

  • 気付く人と気付かない人

    最近感じるのですが、どんな物事にも気付く人とそうでない人がいますね。この差ってなんだろうと思ってました。 仕事でも大概成果を出す人って、気付く人だと感じませんか。 先日読んでた本に引き寄せの法則(スピリチュアル系)や脳の動きについて書いてあったのですが、人間の脳はすぐサボるらしい。 五感から入る情報量が実は膨大すぎて全てを処理してると脳がすぐ疲れてしまうそうです。 だから処理する情報量を少なくするために何かの基準で記憶に残したり、残さなかったりの動作をしてるとのこと。(科学的根拠はありませんが) 膨大な量の情報量から脳が必要な情報を取るのは、関心がある事みたいです。 例としては不動産などの物件を探してないときには街中で不動産の情報など気付がなかったのに、引越しを考えたりすると、街中に情報が溢れてると思ったりしませんか? また独身の頃は子供に興味がないが、自分が子育て中、した後には街にはこんなに子供がいるのかと感じたものです。 仕事の中でも役職によって役割が違うから仕事の関心ごとが違いますね。だから上司に説明資料を説明しても指摘、ダメ出しだらけの事が多いのではないでしょうか。 つまり関心の観点が違うんですよね。 そんな指摘に落ち込んでしまう若者がいたらのアドバイスなのですが、違う視点や関心毎の意見を取り入れられて良かったと相手に感謝と尊敬の念をお伝えすると相手も悪い気がしないしいい関係が築けますね。 落ち込んでる暇はないし、どんな資料や考え方も正解はないし、突っ込むところはありますしね。 組織に属してる会社員なら全体にとって何をするのがいいことなのか、悪いことか。どうやればみんなが幸せになれるか、考えるといいと思います。 それを考える機会を持つことによって、自分の仕事だけでなく、会社全体のことに、関心が持てるようになるし、物事の成功率も上がると思います。 前の会社で24時間365日仕事の事を考えろと社長に怒られた記憶があり、成果を残したいならそのくらい意識するといいのかもしれないと最近思いました。ブラック過ぎるかな。。(笑)

  • 2032年へ向けた挑戦:採用計画達成と次の成長フェーズへ

    採用計画達成と新たな挑戦へ 今年度(2025年)の採用計画は7名を目標としていましたが、予定どおり7名の採用を完了し、仲間が増えました。 11月13日からは「doda」にて中途採用も開始し、これからの事業成長を共に考え、行動できる新しい仲間を募集しています。 本年度は新規エンドユーザ2社との直接契約を獲得し、さらに大手SIerおよびその関連会社との取引も開始しました。これを受け、人員予算を超えてでも採用活動を再開し、事業拡大を推進する決断をしました。 組織の定着率と成長文化 2022年6月、3名でスタートした当社は、創業から3年4か月で19名の仲間にまで成長しました。 この間の退職者はわずか1名のみです。 なぜここまで高い定着率を維持できているのか、その理由を改めて考えてみました。 社員一人ひとりが「自分のやることを自分で決め、成長を楽しむ」文化を体現しており、その結果として、納得感のある報酬を得ながら会社の成長を支えています。 退職者が出たことは残念ですが、組織の価値観や方向性が合わないことも自然なことだと考えています。重要なのは、“自分の選択で成長を続けたい”と思える環境であることです。 終身雇用を「再定義」する 近年、日本型雇用の象徴だった終身雇用制度は崩壊しつつあります。 企業は終身雇用を維持できず、求職者も「一社に定年まで勤める」意識を持たなくなってきました。しかし、私たちは「終身雇用は本来、最良の形である」と考えています。 では、なぜ終身雇用が崩れたのか。その背景には、継続的な成長機会と納得できる評価制度の欠如があります。 1回のミスが立場を脅かす環境 → チャレンジを避け、無難な仕事に終始してしまう。 頑張っても変わらない給与制度 → 見えない評価軸により、努力が正当に報われない。 労働者保護制度の歪み → 解雇規制が強すぎる結果、努力しない社員が守られ、  真面目な社員や管理職が苦労する構造になっている。 こうした要因が、「働くことの意義」や「成長の循環」を阻んでいると感じています。 自分の所得は自分で決める 当社では創業当初から、「見えるインセンティブ制度」を導入しています。社員は自らの成果に応じて報酬をコントロールでき、年の途中でも所得が変動します。 また、ミスや失敗によって一時的にインセンティブが停止しても、次の挑戦で再び獲得できる“リカバリー制度”も明確に定めています。 これにより、社員は安心して挑戦できる「失敗しても次がある」という希望のもとで、成長を続けられる環境を実現しています。 「働く=報酬を得る」から「貢献=報酬を得る」へ 日本では「仕事をしていれば給与がもらえる」という考え方が根強く残っています。しかし本来、給与とは会社の利益に貢献した結果として支払われるべきものです。 「会社に利益をもたらし、仲間と共に成長する」そんな意識を持つ人こそ、企業にとっても社会にとっても必要な存在です。 もし“完全な自由”を求めるなら、個人事業主として生きる道もあります。 企業に所属する意味は、「仲間と共により大きな価値を創ること」なのです。 2032年に向けて ― 共に航海する仲間を募集 本年、2社の新規エンドユーザ契約と大手SIerとの基本契約を締結し、2032年に向けて500名体制を実現するための事業拡大フェーズに入りました。 自分の所得を自ら決め、ビジネスマンとして成長し、楽しい仲間と切磋琢磨しながら“箱舟”を大きくしていく。そんな自立心と情熱を持つ仲間を募集しています。 少しでも共感いただけた方は、「いいね」や「応募」でぜひ声をかけていただけると幸いです。 一緒に未来を創っていきましょう。

  • 2025年版:Gartner Magic Quadrant(SSE:SWG/CASB/DLP)について

    最近、大手企業がサイバー攻撃を受けてシステム障害を起こすニュースが相次いでいます。こうした状況を受け、今回は改めてセキュリティ対策の要である「SSE(Security Service Edge)」について整理しました。 以前にもGartnerのMagic Quadrant(以下、MQ)を紹介しましたが、今回はSSE領域(SWG/CASB/DLP)に焦点を当てます。 SSEとSASEの関係 「SSE?SASEって何が違うの?」と思われる方も多いかもしれません。 簡単に言えば、 SASE(Secure Access Service Edge)= SD-WAN + SSE(Security Service Edge)  と覚えておくと理解しやすいでしょう。 SASEは“ネットワークの最適化”と“セキュリティの統合”を同時に実現する考え方です。そのうち SD-WAN  は通信経路を最適化する「ネットワークの高速道路整備」部分、一方 SSE  はその道路上でデータやユーザーを守る「セキュリティの検問・監視塔」にあたります。 そして、このSSEの根幹にある思想がゼロトラストセキュリティ(Zero Trust Security)です。 「すべての通信を信頼しない(Never Trust, Always Verify)」という考え方のもと、 アクセスのたびにユーザー・デバイス・アプリケーションの正当性を検証し、 必要最小限の権限でクラウドや社内リソースへ安全に接続させます。 つまり SD-WAN :どの経路で安全かつ効率的にクラウドへ接続するかを制御する仕組み SSE :その接続経路上で脅威検知・アクセス制御・データ保護を行う仕組み この2つを統合して“安全かつ快適なクラウドアクセス”を実現するのが SASE というわけです。 Gartner Magic Quadrant 2025年版の全体像 2025年5月に公開されたSecurity Service Edge(SSE)のMagic Quadrantでは、昨年に続き市場の勢力図はほぼ固定化しました。 結論から言うと、リーダ層ポジションにZscaler/Netskope/Palo Alto Networksの3社体制が継続しています。 各ポジションの特徴と主要企業 ■LEADERS(リーダー) Leadersは「実行力(Ability to Execute)」と「ビジョンの完全性(Completeness of Vision)」の両方で高い評価を得た企業。つまり、「現在も強く、未来も描ける」ベンダーです。 Zscaler/Netskope/Palo Alto Networks Zscaler :サブスクリプション運用・サポート体制・大規模導入実績など、実行力の高さで最上位評価。 Netskope :データ保護(DLP/CASB)とユーザーの端末やオフィスから最も近い場所に設置された「クラウドセキュリティゲートウェイ」または「中継サーバー」(以下PoP)が強み。多言語対応などの課題はあるものの、総合力でLeadersを維持。 Palo Alto Networks(Prisma Access) :XDRやNGFW群との統合を推進。価格や構成の複雑さが課題だが、プラットフォーム統合力でLeadersに位置。 ■CHALLENGERS(チャレンジャー) Challengersは実行力は高いが、ビジョン(将来戦略)が限定的なベンダー。つまり、「現状では強いが、市場を牽引するほどの革新性がまだ見られない」ポジションです。 Fortinet(単独) 統合SASEの一体感と価格優位性を武器にしていますが、SSE単体ではLeaders群に一歩届かない評価です。 ■VISIONARIES(ビジョナリー) Visionariesはビジョン(将来性・革新性)は高いものの、実行力がまだ十分でない企業。しかし2025年版では該当企業がなく、昨年VisionaryだったSkyhighはNicheへ後退しました。 ■NICHE PLAYERS(ニッチ) Niche Playersは、特定分野・特定市場で強みを発揮する一方、総合力では劣ると評価されています。 Versa Networks/Skyhigh Security/Cloudflare/iboss/Broadcom Cloudflare :グローバルエッジ網と開発スピードが魅力。SSE市場では9社の一角を占めます。 Skyhigh Security :CASB/DLP分野での伝統は健在ですが、総合SSEの観点ではNiche評価。 Versa/iboss/Broadcom :SD-WANやエンドポイント、IDaaSなど既存投資との整合や価格条件を踏まえ、“狙い撃ち導入”が現実的な選択肢です。 Gartner MQの2軸を正しく理解する 縦軸:Ability to Execute(実行力)  製品・サービスの完成度、サポート品質、販売体制、顧客基盤など、 「現在、確実に提供できる力」の総合評価です。 横軸:Completeness of Vision(ビジョンの完全性)  市場理解、製品戦略、ロードマップ、革新性と将来像の説得力を評価します。 Gartner自身も、「Leadersだけを見ればよいわけではなく、要件次第ではChallengerやNicheの方が合目的な場合も多い」と指摘しています。 SWG/CASB/DLPそれぞれの“いま” ■SWG(Secure Web Gateway) TLS復号と脅威防御はクラウドPoP前提へ完全にシフトしました。遅延最小化や証跡・例外管理の運用成熟度が差別化要素となっています。NetskopeはSLAで50ms以下、Zscalerは100ms以下を公表しており、Leaders製品はいずれも回線条件が悪くても快適な体感を維持しやすい構造です。 ■CASB(Cloud Access Security Broker) API/リバースプロキシ/フォワードプロキシのハイブリッド適用が標準化。シャドウITの可視化やアプリ粒度でのテナント制御が主要評価軸です。特にNetskopeは可視化対象アプリ数やデータ保護機能が豊富で、脅威検知に加えて**UEBA(ユーザー行動分析)**による異常検知も可能です。 ■DLP(Data Loss Prevention) コンテキスト+内容一致(指紋/EDM/ICD)とSaaS/API連動が鍵。Leaders製品はM365やGoogle、Box、Slackなど現実の業務導線で誤検知率を抑えつつ、運用負荷を低減できます。NetskopeはCASBと連動したデータ追跡・移動可視化、共有先の制御などが高く評価されています。 製品選定で押さえるべき4つの視点 監査適合(証跡・再現性)  TLS復号例外台帳やCASB API監査ログなど、監査対応が求められる場合はLeaders製品が有利。 データ保護の実用精度  EDM/ICD(ファイル指紋・構造化)+生成AI流出対策まで、誤検知・漏検知が許容範囲かを検証。 ユーザー体感(遅延)  拠点・在宅・海外出張でのPoP距離やフェイルオーバ設計など、PoPはSSEの性能と信頼性の核心です。 既存投資との統合  EDR/XDR、SIEM(Sentinel・Splunk)、IdP(Entra ID・OAuth)などとの統合実績も評価のポイント。 まとめ:性能よりも「自社要件との整合性」を 性能の高さだけで製品を選ぶのではなく、自社の課題・運用体制・予算を踏まえ、「どのリスクを、どの粒度で抑えたいのか」を明確にすることが、最適な選定の近道です。 2025年のSSE市場は成熟期に入りつつありますが、最適解はあくまで企業ごとに異なります。本記事が、製品選定やPoC検討の一助となれば幸いです。

  • 株式会社日立製作所様との基本契約を締結

    2025年10月16日 株式会社TechULT(本社:東京都千代田区神田須田町2-1-1 MA SQUARE AKIHABARA 6階、代表取締役:船見 恭正)は、株式会社日立製作所様との取引開始に向け、基本契約を締結いたしました。本契約により、日立製作所様およびその連結子会社との取引が可能となり、今後はより幅広い分野での事業展開が見込まれます。 本契約は、金融インフラ分野におけるネットワーク設計・構築・保守支援を中心とした業務委託を目的としています。 TechULTは2022年の創業以来、証券取引所、銀行、証券会社などの基幹ネットワークの設計・構築・品質評価サービスを提供し、安定した金融システムの運用を支えてまいりました。 今回の契約締結により、より高度な技術力と信頼性を活かし、社会インフラの一端を担う企業としてさらなる成長と貢献を目指してまいります。 今後も株式会社TechULTは、「顧客満足と社員の生活向上」という企業理念のもと、IT技術とビジネスの両面から新しい価値を創出し続けてまいります。 【会社概要】 会社名:株式会社TechULT 所在地:〒101-0041 東京都千代田区神田須田町2-1-1 MA SQUARE AKIHABARA 6階 代表者:代表取締役 船見 恭正 設立:2022年6月 社員数:19名(役員3名含む) 事業内容:金融系ネットワーク・サーバインフラの設計、構築、品質評価、及びソフト開発事業 企業理念:顧客満足と社員の生活向上、若手IT技術者の育成による社会貢献 Webサイト: https://www.tech-ult.com 【本件に関するお問い合わせ先】 株式会社TechULT 営業・広報担当 〒101-0041 東京都千代田区神田須田町2-1-1 MA SQUARE AKIHABARA 6階 Tel:03-5577-5277 E-mail:sales@tech-ult.com

  • 社員が創る研修旅行 ― 絆と学びの2日間

    お客様へのサービス品質をさらに高めることを目的に、テックウルトでは全社員参加型の研修旅行を実施しました。期間は 2025年10月3日(金)~4日(土) の1泊2日。研修場所は、自然豊かな埼玉県の ビオリゾートホテル&スパ O PARK(おごせ) を選びました!! 今回の研修旅行は、宿泊施設や研修内容の企画まですべて社員が主体的に考える形式とし、「自分たちで会社の成長をデザインする機会」を持ちました。 平日にも関わらず業務調整のご配慮いただけたお客様には、心から感謝申し上げます。 ■ 研修の目的 主な目的は、 社員間の絆の向上 セキュリティ意識の向上の2つです。 当社では、複数の案件を社員同士でシェアして対応する「横連携型の働き方」と、それを支えるインセンティブ制度を導入しています。 そのため、社員同士の信頼関係を深めることは、お客様からの期待に応えるサービス品質の向上に直結します。 ■ セキュリティ教育 研修では、情報資産を安全に扱うためのセキュリティ教育とテストも実施しました。「情報を紛失しない意識付け」と同時に、万が一の事故発生時には迅速に報告・連絡を行う大切さを再確認しました。人は誰でもミスをする可能性があるからこそ、「再発させないためのチーム力と報告文化」を育てることを目的にしています。 ■ チームビルディング研修 今回のメインプログラムは、ペーパータワー研修。複数チームに分かれ、30枚の紙を使ってタワーをどれだけ高く積み上げられるかを競うゲーム形式の研修です。 さらに、チーム名やタワーの名称をAIで採点したり、順位によって宿泊部屋のランクが変わるという遊び心あるルールも盛り込みました。 競技中は笑いと歓声が絶えず、自然とチームワークが磨かれていきました。 研修にもかかわらずみんな笑顔なのは企画大成功ですね。 ■ 宿泊部屋のランキング結果 🥇 1位チーム:サウナスイートキャビン北欧モダンの雰囲気漂うラグジュアリー空間。部 屋付きサウナと水風呂で極上の癒しを満喫。 🥈 2位チーム:コネクティングキャビングランピングキャビン2棟が連結された人気No.1客室。広々とした空間で快適な滞在を実現。 🥉 3位以下:ログキャビン手軽なキャンプ感覚のお部屋。「寝るのが少し大変だった…」という声も聞かれましたが、良い思い出になりました。 ■ 交流と挑戦の夜 研修後はスパやサウナ、温泉、BBQ、懇親会と夜まで盛り上がり、部署を超えた交流が生まれました。 ■研修番外編 2日目の朝は、有志メンバーがなんと滝行にチャレンジ!滝の冷水に打たれ、心身を清める修行を通じて、自分を見つめ直す貴重な体験になりました。 ■ 研修を終えて この研修旅行を通して、社員一人ひとりが「仲間と共に成長する楽しさ」を再確認できました。 4期目も残り3ヶ月となりましたが、お客様のご協力や社員の頑張りのお陰で順調に予算を超える見込みです。今年も社員全員で忘年会とビンゴ大会を開催できそうなので楽しみです。 今後もお客様に最高のサービスと満足をお届けできるよう、社員一同これからも努力を続けてまいります。 変わらぬご愛顧とご支援を賜りますよう、何卒よろしくお願い申し上げます。

  • 挑戦を恐れず、努力が報われる会社へ ― 2026年度制度改定に向けた議論

    先日の経営会議では、2026年度に向けた制度改定について議論を行いました。今回のテーマは、 1.会社と社員が持続的に成長できる仕組み 2.頑張った人が見える形(お金)で報われる仕組み 3.仲間にノウハウを共有し、皆で成長できる仕組み の3点です。 当社はまだ創業間もないため、制度や仕組みは日々改定を重ねている段階です。完成された環境を求める方には合わないかもしれませんが、一緒に制度を創り上げ、会社を進化させていく挑戦を楽しめる方にとっては最適な場所です。 例えば、社員が新しいAI開発や自分のプロジェクト以外の分野にも積極的に参加できるような風土をつくり、自然と技術力を高められる環境を整えています。加えて、案件対応で追加のタスクを引き受ける際には事前にインセンティブを設定し、取り組めば取り組むほど成果が「見える形」でボーナスに反映される仕組みを導入しています。さらに、勉強会を開催し仲間にノウハウを共有する活動も評価され、インセンティブとして報われる仕組みを強化しています。 一方で、大手企業に勤める方々の中には「頑張っても評価につながらない」と感じている方が多いように見受けられます。実際に、私たちがさまざまな案件を進める中で大手企業の方と関わると、仕事に対する声や姿勢からモチベーションの低さを感じることがあります。 その一方で、当社に8月から新たに加わった2名は、お客様からも社内からも高く評価されています。この対比から、「なぜ同じ技術者でありながら、モチベーションや評価のされ方にこれほど差があるのか」と強く考えるようになりました。 中小企業と大手企業では売上規模に大きな差がありますが、賃金の差はそれほど大きくありません。努力しても報われにくい仕組みが、大手企業の社員のモチベーションを下げている要因のひとつではないか、と感じています。 日本の技術者は世界に誇れる存在ですが、挑戦を許容しない文化が成長の足かせになっているのではないか、とも思います。極端に言えば「石橋を叩いて壊す」ような慎重さは、日本の強みである一方で、変化が求められる時代には短所にもなり得ます。 私たちはその文化的な壁を打ち破り、失敗を恐れず挑戦できる制度を整え、努力が正しく報われる環境をつくっていきます。今後も、社員が高いモチベーションを持ち、仲間を大切にしながら共に成長できる会社をつくり上げていきます。 これからも挑戦を楽しみながら、共に成長できる会社を目指します。 引き続き応援のほどよろしくお願いいたします。

  • 株式会社TechULT 秋葉原オフィス移転のご報告

    このたび株式会社TechULTは、2025年9月11日、秋葉原にオフィスを移転いたしましたのでご報告申し上げます。 ■今期の振り返り 今期は、新卒採用活動を本格的に開始し、手応えを感じられるようになってきました。また、当社初となるエンドユーザ直案件でのフルAIスクラッチ開発など、新たな挑戦を次々と実行してきました。その一方で、成果が出るまでに時間を要し、苦戦の続いた8か月間でもありました。 お取引いただいているパートナー企業様も10社に拡大し、社員数も10月には19名に増加見込みです。お客様へのサービス提供力が着実に向上したことで、今期は無事に黒字で期を終える見通しが立ち、安堵しております。日頃からご支援いただいている皆様に、改めて厚く御礼申し上げます。 ■オフィス移転と成長の実感 移転当日は、日中の業務を終えた後に社員が自主的に集まり、デスクや機材の搬入・設置などを一丸となって進めてくれました。おかげさまで大きなトラブルもなく、無事に移転作業を完了することができました。 その後の打ち上げでは、これまでの苦労やエピソードを語り合いながら乾杯し、笑顔あふれるひとときとなりました。新しい環境で再スタートを切るにあたり、社員同士の結束力がさらに深まったと感じています。 また、取引先や関係各社の皆様からは、心温まるお祝いの言葉や立派な胡蝶蘭をいただきました。オフィスを華やかに彩るその花を見ながら、改めて多くの方々の支えがあって私たちの事業が成り立っていることを実感し、身が引き締まる思いです。 2022年6月、まだ個室もない環境から事業を立ち上げた頃を思い返すと、この3年間で歩んできた成長の道のりに胸が熱くなります。社員と共に築き上げてきた時間は、私たちの大きな財産であり、これからの糧でもあると強く感じています。 ■TechULTが目指す組織像 日々さまざまな現場に携わる中で、世の中には「やらされ感」を抱え、つらそうに働いている方々が多いと感じています。当社も未来を保証できるわけではありませんが、社員一人ひとりが笑顔で、自発的に働き、幸せを実感できる組織づくりが少しずつ実現できていることに、大きな喜びを感じています。 一方で、現代社会はコンプライアンスに縛られすぎ、本音で語り合うことが難しい窮屈な職場も少なくありません。その中で、私たちはAIが急成長する「第三次産業革命」の真っただ中でビジネスに挑戦できていることを楽しみ、幸運に思っています。 特に、AIという「超知能」が存在する時代においては、知識や経験以上に、挑戦する意志・意思決定力・人間力・行動力が重要だと捉えています。 ■今後の展望 これまでの考え方を活かしながら、新しい組織のあり方を模索し、常に自らをアップデートし続けてまいります。 引き続き、社員一同さらなる成長を目指してまいりますので、今後ともご支援賜りますようお願い申し上げます。 株式会社TechULT

  • Claude codeを使ってみた感想

    社内のシステムをノリで作ってみています。 今まではchat GPTやClaudeで問合せながらやっていました。それなりにコード生成してくれたり問題解決してくれていたのは非常によかったんですよね。感動したし。 ただVSCodeでClaude Codeを入れてから開発スピードが爆上がりしたと思います。 これを体感するとこれからの開発人数は減ると間違いなく感じる。 つまり開発に人は多くいらなくなるという事です。 AIが普及したからSEの仕事が減るは個人的には正しくて、問題解決や環境、あるべき姿を規定できる人の価値がより高まる未来が見えると思う。 つまり正しく、影響範囲を狭めて、コード修正が出来る指示を出来る人がまとめられる時代がさらに加速してくると感じます。 相当高度な世界でない限り、コード生成よりアーキテクチャ、設計思想が重要なのだろうと思う。 (プログラム開発初心者感想) これって全員人間で推進しているプロジェクトで成功してる人としていない人との差と同じなのだろうと思う。 ルールの決め方、情報の与え方、問題の切り分け方や、問題解決の指示の仕方の上手い人はAI時代でも活躍できると感じてしまった。 つまり今のリーダー、プロマネ、管理職全てに通ずる能力がこれから必要になるのだろうと感じる。 (正解か分かりませんが) 今のプロジェクトでも何人人数がいても出来ない人ばかりのプロジェクトは燃えまくるし。 人数少なくても燃えずに成果上げてるところもありますしね。要するに技術職は人数ではないと思うんです。 特に技術進歩が激しい時代だけに、経営思想、戦略、損益、マネジメント、心理学、プログラムから基盤までの技術知識など必死に学ぶべきですよね。 昔より今の時代の方がきっと辛いけど楽しいはず。 だからこの数年先、人数だけ求めてる会社は沈む可能性が高いと予想してます。我々の会社はそうならないように楽しみながらワクワクすること、お客様に寄り添う気持ちを忘れないように事業推進したいですね。

  • 「AIで仕事が奪われる?」ソフトウェア開発者の今後について思うこと

    最近当社でも、AI(Claude Code)を活用した「VibeCoding」に取り組み、社内開発を推進しています。 VibeCodingとは、最近SNSや開発者コミュニティで使われるスラング的な表現で、「雰囲気で楽しくコーディングする」や「没頭して気持ちよくコードを書く」といったニュアンスを含みます。 特に、AIに指示してコーディングを進める感覚を「VibeCoding」と呼ぶこともあります。 実際にVibeCodingを試してみると、生産性が劇的に向上することを実感しています。日々「時代が変わる瞬間に立ち会っている」と感じ、ワクワクしています。 ■生産性と歴史的な変化 生産性の向上は、過去の産業革命でも大きなテーマでした。 第一次産業革命(18世紀後半)では、蒸気機関や繊維機械の登場によって、生産は手作業から機械化へと移行し、農業中心だった仕事は工場労働へと変わりました。 第二次産業革命(19世紀後半〜20世紀初頭)では、電力、内燃機関、化学技術によって自動化と大量生産が進み、流れ作業によるライン生産方式が普及。事務職や管理職などホワイトカラーの仕事も増え、人の働き方が大きく変化しました。 これまでの産業革命は「手作業を機械に置き換える」「分業を推進する」ことで生産性を高めてきました。 そして今、第三次産業革命(デジタル革命)はAIによる「脳の拡張」が進んでいると考えられています。 AIは知識の一般化や、デジタル処理の自動化を実現し、人間がやらなければできなかった業務を代替しつつあります。 短時間で大量の処理ができるようになり、ホワイトカラー職の仕事にも影響を与えています。 ■ソフトウェア開発の現場で起きていること ソフトウェア開発の現場は、金融系と産業系で開発の進め方が大きく異なります。 金融系開発 情報漏洩リスクを避けるため、クローズドな環境で開発 ・最先端技術は慎重に採用 ・正確性を最優先に、石橋を叩いて渡る(むしろ壊すくらい(笑)) ・予算が潤沢なので、大規模な分業体制 産業系開発 ・予算は限られているが、スピード感重視 ・正確性も大事だが、より柔軟な開発スタイル どちらの現場も「人がやれば正確」とは限りません。設計レビュー、コードレビュー、テストによって不具合を取り除きますが、それには時間とコストがかかります。 ■AIコーディングの現実 AIを使えば開発スピードは上がりますが、指示が不明確だと品質にブレが出ます。 また、AIはトークン量(学習・処理できる情報量)に限りがあるため、全体を俯瞰したコーディングが苦手な場合もあります。 つまり、「すべてAIに任せて自動開発」は現時点では難しいのが現実です。 しかし、ルールを明確にし、設計思想をしっかり決めたうえで、AIに的確な指示を出せば、開発スピードは5分の1〜8分の1程度に短縮できる実感があります。 これは、開発現場の人数も1/5〜1/8になる可能性があるということです。 ■リストラとIT業界の人材市場の変化 最近、海外の大手企業を中心にリストラが加速しています。 その背景には、単なる業績悪化だけでなく、AIの実用化による「人員最適化」が進んでいる可能性があります。 実際、Google、Meta、Amazon、Microsoftなどのビッグテックは、AIの導入によって業務効率化を進めています。 例えば、コードレビュー、テスト自動化、ドキュメント作成など、従来人手をかけていた作業の多くがAIで代替可能になりつつあります。 その結果、企業は「人数を増やす拡大路線」から「少数精鋭化」に舵を切り始めています。 これは日本のIT業界も同様で、今後数年で確実に同じ流れがやってくるでしょう。 IT業界の採用市場が「売り手市場」から「買い手市場」へ ここ数年、IT業界は「慢性的な人手不足」「とりあえずエンジニアを確保したい」という状況でした。 特にクラウドやDX(デジタルトランスフォーメーション)関連の案件は爆発的に増え、未経験からエンジニアになる人も増えた時期です。 しかし、AI活用が進むと、今まで人手で行っていた作業の一部がAIで代替されるため、 「人をたくさん採用しないとプロジェクトが回らない」という状況が解消されていきます。 その結果、開発の人員規模は縮小します。 プロジェクトに必要な人材も「本当にできる人」だけが残るという市場になります。 つまり、採用市場は「売り手市場から買い手市場」に転換する可能性が高いのです。 ■ソフトウェア開発者の未来 今後のソフトウェア開発者は、実力ある人がさらに重宝される時代になるでしょう。 具体的には以下のスキルが求められます。 ・開発方針の決定 ・採用技術の選定 ・不具合発生時のデバッグ・問題解決能力 逆に、指示されたことだけをコーディングする業務はAIに置き換わるでしょう。 新人が経験を積む機会が減ることも懸念されます。 仕事はなくならない、ただし「考える人」が必要 私は、AIによって仕事がなくなるとは思いません。 むしろ個人開発や新しいサービスが活性化すると思います。 ■AIを使える人材は、 ・新しい技術のリサーチ ・実践教育 ・個人プロジェクトの開発 といった活動がしやすくなります。 ■まとめ 未来は誰にも予測できませんが、「今やっている仕事だけ」に固執せず、柔軟に新しいことを学ぶ必要があります。 「仕事はなくならない」ただし、自分で考えてチャレンジする人材だけが活躍できる時代です。 時代が変わっても、「考えて行動する人材」が求められる本質は変わらないと、私は思います。

  • 生産性を上げると、未来がもっと良くなる!『きみのお金は誰のため』を読んで感じたこと

    「生産性を上げろ!」って、会社の上司やニュースでよく耳にする言葉ですよね。でも、正直、昔は経営者にそう言われても「ふーん、で?」って感じで、全然心に響かなかった(笑)。だって、ぶっちゃけ労働者としては「楽して稼ぎたい」が本音じゃないですか? でも、最近読んだ本で、生産性の話がめっちゃ腑に落ちたんです。それが、田内学さんの『きみのお金は誰のため』。この本読みやすくて、生産性を上げることが「日本のため」「未来の子孫のため」って、壮大だけどわかりやすく解説してくれてるんです。お金の奴隷になってない?って、現代人の心に刺さるメッセージもバッチリです。 ◾️お金って、ほんとに欲しいもの? 誰だって「お金はあればあるほどいいよね」って思うはず。困らないし、欲しいもの買えるし、最高じゃん!って。でも、この本を読んで、お金の本質について考えさせられました。 アダム・スミスの『国富論』でも書かれてるけど、生産性が上がったのは「分業」が進んだから。分業のおかげで、みんなが得意なことをやって、生産物を交換するために貨幣が生まれたんだよね。でも、「お金さえあれば問題解決!」って思ってる人、実は大きな勘違いかも。 ◾️村の「パン問題」でわかる生産性の話 本に書いてあった、わかりやすい例をシェアしますね。 ある村に100人が住んでて、1人1日3個のパンを食べるから、1日300個のパンが必要。だけど、パン職人が少なくて、200個しか作れない状況。村の長が「よし、みんなにお金を配っちゃおう!」って、貨幣をジャラジャラ渡したとします。これで問題解決する? 答えはNO。パンの数が変わらないから、値段が上がるだけ。結局、みんなパンを奪い合って、問題は何も解決しないんです。 これ、めっちゃシンプルだけど、超大事な話。生産性を上げないと、根本的な問題は解決しないんです。パン職人を増やしたり、機械を導入してパンを作れる数を増やすとか、結局「労働」がカギなんですよね。 ◾️「株で儲けてFIRE!」で幸せになれる? 現実の話に戻ってみましょう。もし、みんなが「株で儲けた!もう働くのやーめた!」ってFIRE(経済的自由)を目指したら、どうなる?お金はジャラジャラあるけど、誰もパン作らなくなったら、村と同じ状況になるよね。結局、モノやサービスを生み出す「生産」がないと、幸せって成り立たないんだ。 ◾️生産性を上げるって、実はカッコいいこと 日本だと「生産性上げろ!」って言われると、「仕事増えて大変そう…」ってネガティブに捉えがち。でも、実は生産性を上げるって、自分が世の中に役立ってる実感を得られることなんじゃないかな。近視眼的に「頑張ったら損!」って情報に流されず、もうちょっと広い視点で見てみると、仕事って「役割分担」で成り立ってるんだよね。 どんな仕事も、実は社会を支えてる大事なピース。生産性を上げると、日本がもっと豊かになって、海外にも負けない国になれる。お金は「選択肢を増やす」ツールでしかないって気づくと、なんか気持ちが楽になる気がしません? ◾️『きみのお金は誰のため』は若い方におすすめ! 田内さんのこの本、生産性の大切さやお金の本質を、凄くわかりやすく、優しく教えてくれる。自分もこの考え方に共感して、勉強になったからブログに書いてみました!若い人にも絶対響くと思うから、ぜひ読んでみてほしいな。お互いをリスペクトしながら、支え合って、生産性を上げていく社会って、なんかいいよね! 視座わ考え方を変えて仕事に取り組んでみるのはいかがでしょうか。

  • OSSを使ってリーズナブルに監視環境を構築しよう!

    イントロダクション 選ばれるSaaSの基準の一つとして、サービスの可用性が挙げられます。 サービスの機能は豊富であっても、障害の発生によるシステムダウンしている時間が長いと、機会損失にもつながるため、ユーザーも離れていきます。 一般的に、新規機能の追加は、新たな障害が発生するリスクを伴います。 一方で、競合サービスよりも魅力のある機能を追加していかないとユーザーも離れていきます。 SaaS提供者は、魅力的な機能追加と安定的な運用の両立を行っていく必要があります。 今回は、監視ツールを使ってサービスの安定性を確保する方法を紹介します。 OSSを用いたサービス監視 監視ツールには、商用のものとOSS(オープンソースソフトウェア)のものがあります。 商用の監視ツールのメリットは、サポートが充実していて困ったときに問合せできる安心感があったり、SaaSで提供されている場合はメンテナンスが不要なことが挙げられます。デメリットは、利用料が高いことです。サービスがまだ小さい場合や、ちょっとした検証に使いたい場合は十分にペイできない場合があります。 一方で、OSSの監視ツールは、自分たちで環境を用意したり、トラブルシューティングを行う必要がありますが、基本は無料です。 OSSであっても、機能面は商用に引けを取りません。サービスが十分に成長するまでは、OSSの監視ツールを用いるのが良いでしょう。 OSSの監視ツールは、PrometheusやZabbixなどが有名です。 Prometheusを使ったサービス監視方法について、先日テックウルトで社内勉強会を開催した内容を、Qiitaのブログに投稿したので、詳細は以下をご確認ください。 Prometheus + Grafana で Webサービス監視環境を構築する - 外形監視編 - Prometheus + Grafana で Webサービス監視環境を構築する - スロークエリ・エラーレート監視編 - Prometheus + Grafana で Webサービス監視環境を構築する - 短命ジョブ監視編 - Prometheus + Grafana で Webサービス監視環境を構築する - クライアントライブラリ監視編 - まとめ OSSによる監視は、手間がかかる反面、自分たちのシステムに最適化された柔軟な設計が可能です。 本シリーズを通して、Prometheus + Grafana という強力なOSS監視ツールを使えば、商用サービスに劣らない監視体制を自ら構築できるという手応えを得ました。 SaaSを提供するすべての開発者・運用者にとって、監視の重要性は今後ますます高まっていくでしょう。まずは、できるところから。OSSによる監視環境の構築を、ぜひ取り組んでみましょう。

  • 「静かなる退職」から考える、時間の価値について

    静かなる退職とは何か 近年、職場で話題となっている「静かな退職(Quiet Quitting)」をご存知でしょうか。 静かな退職とは、必要最低限の仕事のみをこなし、まるで退職したような余裕をもって働く状態のことを指します。仕事とプライベートを明確に区別し、ワークライフバランスを重視した働き方として注目されています。 具体的な行動特徴 「静かな退職」を選択している人には、主に以下のような姿勢や態度が見られます。 業務範囲の限定化:求められている以上の仕事はしない コミュニケーションの最小化:最低限の会話のみ、会議での発言も控えめ 時間管理の厳格化:毎日定時退社、時間外の連絡には応じない 積極性の欠如:指示待ちの姿勢、新しいプロジェクトへの参加を断る 感情的距離:仕事に感情を込めず、必要以上の労力を避ける 重要なのは、遅刻や無断欠席はせず、業務範囲内で頼まれた作業は及第点でこなすため、服務規程違反にはならないという点です。 状を示すデータ 最近の調査結果を見ると、この現象の広がりが見えてきます。 マイナビ調査(2025年)では、20~50代の正社員の44.5%が「静かな退職をしている」と回答しました。 https://career-research.mynavi.jp/column/20250509_96008/ 調査手法の違いはありますが、いずれにしても「働きたくない」と感じている人が一定数存在することは確かです。 投資ブームと時間の価値 特に若い世代では、投資などで生計を立てたいと考える人が増えているようです。 この考え方自体について、批判も擁護もするつもりはありません。ただ、これからの日本に必要な考え方について、投資を例に考えてみたいと思います。 お金では問題は解決できないという本質や、社会は良くならないという事実があるという考え方があるということを一度知ってほしいと個人的に思います。 スタートアップ投資から見える本質 最近、投資をする人が増えている時代背景の中で、スタートアップへの投資を例に考えてみましょう。 事業が成功すれば良いのですが、逆のパターンも想定してみます。 事業が上手くいかずスタートアップが失敗した場合、投資家は損失を被ります。しかし、出資されたお金は事業拡大のために働いた労働者への給与として支払われ、彼らの生活費として社会に還元されます。社会全体で見ると、お金の総量は減っていませんし、循環しているだけです。 では、何が本当の損失なのでしょうか。 それは、事業を支えようとした人たちが労働に費やした時間、そして人材を有効活用できなかったという事実です。投資額以上の価値を社会に提供できなかった、この現実こそが真の損失なのではないでしょうか。 時間の不可逆性という視点 ここで重要な視点をお伝えしたいと思います。 価値を提供できず、利益を生み出せない事業であれば、むしろそこで働くべきではないと考えます。なぜなら、その人が他の事業で力を発揮し、世の中に価値を提供する方が、社会全体にとって有益だからです。 現在、大企業が最高益を更新しながらリストラを行うケースもあり、「労働者を保護すべき」という意見もあるでしょう。 しかし、視点を変えて考えてみてください。労働者の大切な時間を事業に投資していることの重要性を理解する必要があります。 お金は努力次第で取り戻せますが、時間は二度と戻ってきません。 若い世代への思い 特に若い世代の時間は貴重で、本人の成長にとってかけがえのない、代替できないものです。若い世代は、このことを本能的に理解しているのかもしれません。 「静かなる退職」のような形で時間を消費し、それを単純にお金と交換する行為は、本当にもったいないと感じます。 二度と戻らない若い時間を一生懸命に使い、自分を高め、成長させることこそが何より重要なのではないでしょうか。 最後に SNSには有益な情報もありますが、人間は弱い生き物です。ネガティブな感情や意見に流されることなく、自分の芯を持って心を燃やし、行動することに時間を使ってほしい。 そんな思いを込めて、この記事を書かせていただきました。 皆さんは、自分の時間をどのように投資していますか?

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自分を信じて突き進め

 

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