生産性を上げると、未来がもっと良くなる!『きみのお金は誰のため』を読んで感じたこと
- 投稿者
- 7月29日
- 読了時間: 3分
「生産性を上げろ!」って、会社の上司やニュースでよく耳にする言葉ですよね。でも、正直、昔は経営者にそう言われても「ふーん、で?」って感じで、全然心に響かなかった(笑)。だって、ぶっちゃけ労働者としては「楽して稼ぎたい」が本音じゃないですか?
でも、最近読んだ本で、生産性の話がめっちゃ腑に落ちたんです。それが、田内学さんの『きみのお金は誰のため』。この本読みやすくて、生産性を上げることが「日本のため」「未来の子孫のため」って、壮大だけどわかりやすく解説してくれてるんです。お金の奴隷になってない?って、現代人の心に刺さるメッセージもバッチリです。
◾️お金って、ほんとに欲しいもの?
誰だって「お金はあればあるほどいいよね」って思うはず。困らないし、欲しいもの買えるし、最高じゃん!って。でも、この本を読んで、お金の本質について考えさせられました。
アダム・スミスの『国富論』でも書かれてるけど、生産性が上がったのは「分業」が進んだから。分業のおかげで、みんなが得意なことをやって、生産物を交換するために貨幣が生まれたんだよね。でも、「お金さえあれば問題解決!」って思ってる人、実は大きな勘違いかも。
◾️村の「パン問題」でわかる生産性の話
本に書いてあった、わかりやすい例をシェアしますね。
ある村に100人が住んでて、1人1日3個のパンを食べるから、1日300個のパンが必要。だけど、パン職人が少なくて、200個しか作れない状況。村の長が「よし、みんなにお金を配っちゃおう!」って、貨幣をジャラジャラ渡したとします。これで問題解決する?
答えはNO。パンの数が変わらないから、値段が上がるだけ。結局、みんなパンを奪い合って、問題は何も解決しないんです。
これ、めっちゃシンプルだけど、超大事な話。生産性を上げないと、根本的な問題は解決しないんです。パン職人を増やしたり、機械を導入してパンを作れる数を増やすとか、結局「労働」がカギなんですよね。
◾️「株で儲けてFIRE!」で幸せになれる?
現実の話に戻ってみましょう。もし、みんなが「株で儲けた!もう働くのやーめた!」ってFIRE(経済的自由)を目指したら、どうなる?お金はジャラジャラあるけど、誰もパン作らなくなったら、村と同じ状況になるよね。結局、モノやサービスを生み出す「生産」がないと、幸せって成り立たないんだ。
◾️生産性を上げるって、実はカッコいいこと
日本だと「生産性上げろ!」って言われると、「仕事増えて大変そう…」ってネガティブに捉えがち。でも、実は生産性を上げるって、自分が世の中に役立ってる実感を得られることなんじゃないかな。近視眼的に「頑張ったら損!」って情報に流されず、もうちょっと広い視点で見てみると、仕事って「役割分担」で成り立ってるんだよね。
どんな仕事も、実は社会を支えてる大事なピース。生産性を上げると、日本がもっと豊かになって、海外にも負けない国になれる。お金は「選択肢を増やす」ツールでしかないって気づくと、なんか気持ちが楽になる気がしません?
◾️『きみのお金は誰のため』は若い方におすすめ!
田内さんのこの本、生産性の大切さやお金の本質を、凄くわかりやすく、優しく教えてくれる。自分もこの考え方に共感して、勉強になったからブログに書いてみました!若い人にも絶対響くと思うから、ぜひ読んでみてほしいな。お互いをリスペクトしながら、支え合って、生産性を上げていく社会って、なんかいいよね!
視座わ考え方を変えて仕事に取り組んでみるのはいかがでしょうか。




コメント