挑戦を恐れず、努力が報われる会社へ ― 2026年度制度改定に向けた議論
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- 9月20日
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先日の経営会議では、2026年度に向けた制度改定について議論を行いました。今回のテーマは、
1.会社と社員が持続的に成長できる仕組み
2.頑張った人が見える形(お金)で報われる仕組み
3.仲間にノウハウを共有し、皆で成長できる仕組み
の3点です。
当社はまだ創業間もないため、制度や仕組みは日々改定を重ねている段階です。完成された環境を求める方には合わないかもしれませんが、一緒に制度を創り上げ、会社を進化させていく挑戦を楽しめる方にとっては最適な場所です。
例えば、社員が新しいAI開発や自分のプロジェクト以外の分野にも積極的に参加できるような風土をつくり、自然と技術力を高められる環境を整えています。加えて、案件対応で追加のタスクを引き受ける際には事前にインセンティブを設定し、取り組めば取り組むほど成果が「見える形」でボーナスに反映される仕組みを導入しています。さらに、勉強会を開催し仲間にノウハウを共有する活動も評価され、インセンティブとして報われる仕組みを強化しています。
一方で、大手企業に勤める方々の中には「頑張っても評価につながらない」と感じている方が多いように見受けられます。実際に、私たちがさまざまな案件を進める中で大手企業の方と関わると、仕事に対する声や姿勢からモチベーションの低さを感じることがあります。
その一方で、当社に8月から新たに加わった2名は、お客様からも社内からも高く評価されています。この対比から、「なぜ同じ技術者でありながら、モチベーションや評価のされ方にこれほど差があるのか」と強く考えるようになりました。
中小企業と大手企業では売上規模に大きな差がありますが、賃金の差はそれほど大きくありません。努力しても報われにくい仕組みが、大手企業の社員のモチベーションを下げている要因のひとつではないか、と感じています。
日本の技術者は世界に誇れる存在ですが、挑戦を許容しない文化が成長の足かせになっているのではないか、とも思います。極端に言えば「石橋を叩いて壊す」ような慎重さは、日本の強みである一方で、変化が求められる時代には短所にもなり得ます。
私たちはその文化的な壁を打ち破り、失敗を恐れず挑戦できる制度を整え、努力が正しく報われる環境をつくっていきます。今後も、社員が高いモチベーションを持ち、仲間を大切にしながら共に成長できる会社をつくり上げていきます。
これからも挑戦を楽しみながら、共に成長できる会社を目指します。
引き続き応援のほどよろしくお願いいたします。




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