与える人材が成長する理由:研修を“丸投げ”する会社の狙い
- 投稿者
- 4月17日
- 読了時間: 3分
弊社では、新入社員に社員研修や社内イベントの企画・運営をお任せしています。
あらかじめ企画に使える予算を伝えたうえで、その範囲内で自由に計画を立て、やりくりしてもらうスタイルです。
経営陣や先輩社員がその企画に対して口出しをすることは、基本的にありません。
頑張って考え、行動してくれたのだから、皆でその努力に感謝すべきですよね。
当社に入社すると、いきなり企画を任されることがあります。
そのため「みんなのために自発的に動くのはちょっと苦手…」という方には、もしかすると合わない環境かもしれません。
この取り組みには、大きく3つの狙いがあります。
① 感謝の気持ちを育む
イベントの企画や実行がいかに大変かを実体験し、他の人がしてくれたことへの感謝の気持ちを持てるようになってもらいたいと考えています。
② 仲間意識の醸成
先輩社員に新入社員の顔と名前を覚えてもらうきっかけとなり、「仲間になれた」という連帯感を育みたい。
③ 与える側の人間になってほしい
人のために尽くすこと、自分が褒められる喜びを知ること、感謝される経験を積むこと――
これらはビジネスにおいて非常に大切な価値観です。自ら行動し、与えることで信頼や成果が生まれるということを体感してもらいたいと思っています。
さまざまな人と話していると、「何かをしてもらいたい」という“受け身”の考えの方が意外と多いと感じます。
しかし、他人を喜ばせることの重要性を知らないまま社会人になると、損をしてしまう場面もあるのではないでしょうか。
会社が教育してくれない、懇親会を開いてくれない……と不満を言う前に、
「自分が動いて、みんなのために何ができるか?」と考えることで、得られるものはたくさんあります。
与える側の人間になることで、結果的に自分の成長や幸せにもつながる――
そんな「人間社会の法則」があるような気がしています。
誰かのために動くことで、いつか自分に返ってくる。
「未来貯金」という言葉を使う方もいましたが、本当にその通りだと思います。
もちろん、「仕事とプライベートはきっちり分けたい」「会社の人とは業務時間外に関わりたくない」という考え方も理解できます。
そうした価値観を大切にしたい方にとっては、当社の組織風土は少し合わないかもしれません。
タスクと予算だけをこなす、ドライな組織で働きたい方には、そういった環境の方が合っていると思います。
労働者には職場や働き方を選ぶ自由がありますから、それでいいのです。
でも、ただ働くだけじゃつまらない。
今は何もないかもしれないけれど、ワクワクすることに挑戦し、達成感を味わいたい。
会社の仲間と助け合いながら共に成長していきたい。
頑張った分だけ、しっかり評価されたい(※お金がすべてではありませんが、お金も大事です)。
そんな方には、当社を心からおすすめしますし、大歓迎です。
「何をやるか」より「誰とやるか」。
仲間を大切にし、仲間から大切にされる環境で仕事をしたい方は、ぜひご応募ください。
……と、結局採用の宣伝になってしまいました(笑)
最近、dodaに求人を掲載したところ、これまでにないほど多くのご応募をいただき、大変感謝しております。ご応募いただいた皆さまには、誠実に対応させていただきます。
もしご興味のある方がいらっしゃいましたら、ぜひお気軽にご応募いただき、お話しできればと思います。
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