なぜ成長できないのか? その理由は“学び方”ではなく“動き方”にあった
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- 5月21日
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私は若い頃、勉強があまり好きではなかったので、学力や常識が他人より劣っていると感じています。コンプレックスがあるのか、自分でもよくわかりませんが、自己啓発本をよく読んでしまうんですよね。
最近の若い方々は、いわゆる「コスパ」や「タイパ(タイムパフォーマンス)」を重視する傾向が強いとよく耳にします。私が若い頃よりも、危機意識や成長に対する貪欲さが強く、しっかりとした自分軸を持っている人が多いように感じます。
今回は、「成長するために当たり前と思われているコツと行動習慣」を3つにまとめてみました。
もし他により良いベストプラクティスや秘訣があれば、コメントで教えていただけると嬉しいです。
■ 学びから「いつ」「何を」行動するかを決めていない
成長できないと悩む方の中には、こんな行動をしている人がいるのではないでしょうか。
さまざまな人から良いアドバイスを受けたり、本やセミナーで思考の質を学んだりしても、
「いつ」「何を」行動するかを決めていないために、実践に移せていないことが多いのです。
本を読んでも、学んだだけで終わってしまう
アドバイスをもらっても、やること・やらないことを決めずに何もしない
E-learningを受講しても、受けたことに満足して行動につながらない
たとえ一つでも学びがあれば、それを「いつから」「どのように」行動するかを明確に決めることが大切です。
今日や明日は何も変わらないかもしれませんが、3ヶ月後、1年後には大きな差が生まれているはずです。
■ 行動後に「振り返る」機会を持たない
ビジネスパーソンは誰もが忙しいものです。
そのため、振り返りの時間を取らない(あるいは取れない)ケースが多くあります。
しかし、そのままでは成長の機会を失ってしまい、損をしているとも言えます。
試しに、週に1時間でも「振り返りの時間」をスケジュールに入れてみてください。
意外と業務に支障は出ず、次につながる発見もあると実感できるはずです。
上手くいかなかったこと
上手くいったこと
これらを書き出して、理由や行動を分析することが大切です。
「なぜその結果になったのか」を考えることで、次にやらないこと・皆でやるべきことが見えてきます。
このような振り返りを意識的に行い、習慣化している人は数ヶ月で目に見えて変わっていきます。
■ 成果から「法則」を見つける習慣を持つ
良い成果・悪い成果に対して、原因と結果の因果関係を考えることは非常に重要です。
「なぜ上手くいったのか?」「どんな要素が成功を生んだのか?」
その法則性を仮説として立ててみましょう。
そして、他の場面でも応用できるかを考えてみるのです。
たとえばその仮説を、社内ポータルやSNS、ブログなどで発信してみると、思いがけない反応をもらえることがあります。
それが新たな学びや自信にもつながるはずです。
「言語化すること」は、自分の理解を深め、他者への共有にもなる非常に価値ある行為です。
この記事を読んで「当たり前のことだな」「もうやってるよ」と思われる方もいるかもしれません。
それでも、自分への戒めとして、あえてこうして書いてみました。
どこか一つでも心に響いた部分があれば、ぜひ試してみてください。
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